ご高齢者はとりわけ、季節の変化に敏感です。
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天気の変化で体調が左右されるように、少しの空気の変化も、独特の目線でキャッチされます。
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「見て。葉っぱが喜んでる。」
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朝の光が差し込む部屋から、窓の外を見てこうおっしゃった入居者さまがいました。
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そよ風で葉っぱがゆれてキラキラ、私にも葉っぱが喜んでいるように見えて、
ふんわりした気持ちになったことを覚えています。
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それ以来、いつもの散歩道を歩いていても、
目で感じ、肌に触れる自然にたくさん救われているなと感じるようになりました。
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季節のことばを筆で丁寧に書くことで、思い出と季節感が重なって、そのときの記憶が、ふわり 蘇ることでしょう。
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難しい言葉、固い言葉を選ぶよりも、「これがいいわね」と皆さん自身で
書く文字を選ばれる方が多いことに気が付きました。
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「もうすぐ夏も終わりなのね」
「年の瀬に入って、何となく気ぜわしい感じがしちゃうのよね」
と仰りながら、筆を進めていく。
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静かな作業ですが、自分の心と向き合う、大切な時間でもあります。
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書道レクリエーションで、季節を感じる心地よいひとときを叶えましょう♪
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