夏祭りで活躍する「うちわ作り」。
折り紙の切り紙と、書道を組合せた作品です。
高齢者施設での書道レクでカラフルなうちわを作ってみませんか?
<材料>
1.無地のうちわ
2.通常の書道セット一式(紙は半紙を使用)
3.はさみ
4.のり
5.折り紙(あればミニサイズ、なければ通常サイズを4等分)
※3~5はうちわの飾りの切り紙用です。
<レクのポイント>
・うちわに直接字を書かないため、失敗の恐れがない。
・彩りで気分が上がる!
・切り絵はとくに細かい作業になるため、【簡単⇔難易度高め】まで選べるようにした。
<製作手順>
1.無地のうちわを用意します。
(参考:100円ショップのダイソーで2本組で販売していました)
2.【うちわの文字書き】
書く文字を決め、手本を用意して練習しましょう。
(以下、「涼」・「夏」の二文字をさまざまな書体の崩しで書いてみました。)
↑
【半紙に4文字】で書き進めると、後で1字選びうちわに貼る時に丁度いいサイズです。
*お手本はなくても字が決まれば書けますが、なるべく用意しましょう。
見た目から入った方が「これにしようかしら」と利用者さんが決めやすいです。
気に入った字はとって置き、しっかりと乾かします。
3.【切り紙作り】
折り紙・はさみ・のり・うちわを用意しましょう。
折り紙・はさみで、「花火」「お花」の切り紙を作ります。
4.折り紙は、△の形で12折りにしていきます。
→右が12折りした状態。結構、小さいですよ。
※ここに細かくハサミを入れてい
くので、出来そうな方・難しそうな方は介護士さんが見極めてください。
5.参考例(下部リンクあり)をもとに、ハサミを入れていきます。
画像がハサミを入れ終えた状態。ミリ単位の細かい作業です。
6.広げてみると、素敵な花火の完成!
お花にも見えますね。↓↓
左は、自立した方向けです。
≪難易度★★★★☆≫(下記リンクの参考例Aを作りました)
右は、細かさが苦手な方向けの簡略化したものです。ハサミを3回しか入れていません。
≪難易度★★☆☆☆≫
切り紙の利点は、どのように切っても素敵に仕上がること!
いびつさも可愛らしく見え、広げる瞬間のドキドキ感も、一緒に楽しめますね・・^^*
(切り方のちょっとしたルール・・ここを切ってしまうとバラバラになってしまう・・さえ間違えなければOK!)。
さらに簡単なもの、見つけました。
「浮き輪」の切り紙です(下部リンクあり)。
細かく折らずに済むため、厚みもなく、ハサミがスムーズに入ります。
≪難易度★☆☆☆☆≫
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※今回、切り紙で参考にさせていただいたブログは、こちらです。
桜まあち の 切り紙 Blogっこ ☆
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7.【うちわの仕上げ作業】
書道の文字・切り絵ができたら、うちわに貼って仕上げていきましょう!
切る作業が難しかった利用者さんには、ここでの「貼る」係をお願いしてもいいですね。
8.半紙の墨がしっかり乾いていることを確認してください。
ちぎり絵のように、文字の周りを大きめにびりびり破いていきます。
※これは職員さんと一緒にやることをお勧めします。墨の乾きが完全でないと、墨で書いた部分が破れてしまいます。慎重に、少しずつ、周りをちぎり取っていきましょう。
※乾かす時間が持てなかった場合は、丸く文字の周りをハサミで切っても良いでしょう。
9.最終仕上げ・・一番楽しい貼る作業!
折り紙を組合せて、自由に皆さんの個性でアレンジして完成させましょう。
【おまけ】
サンプルの三種類の中で、個人的なお気に入りはこれです。→
*花火を作ったつもりでしたが、ひまわりの花のように見えませんか?
黄色の切り紙の下に、柄の折り紙を重ねました。
*「夏」の文字の下に、うっすら紫色が透けてみえるのがわかりませんか?
ちぎった折り紙を重ねて、半紙の透かしを利用しました。
立体感が出て、涼しげに仕上がったように思います(*^_^*)
いかがでしたか?
高齢者施設のレクリエーションで、この夏、【書と切り紙のうちわ作り】にチャレンジしてみませんか(^-^)
・・・実は、私もうちわ作り、初・チャレンジ予定です!
実際やってみての感想や成功・失敗点等、こちらのブログで報告していきますね。
★コメント欄で、「やってみました」「こんな方法もいいですよ」「こんなのどうですか?」などなど・・お気軽に入れていただけると励みになります。
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