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改まって「書く」機会を作ろう

デジタルツールが普及してきた現代であっても、日常で「書く」場面はそれなりにありますよね。

 

仕事の書類作成、学校への提出書類を書く、メモを取る等。

 

そういう時は、必要に迫られて「書く」ため、書くことでのリフレッシュ効果はあまり期待できません。

 

同じ「書く」でも、こんな場面では、いい効果が期待できます。

 

紙とペン(あるいは筆)を選んで用意して、

改まって紙と向かい合い「書く」場面。

 

書道する。

手紙を書く。

 

そういう場面では

丁寧に、心を入れて書く、ことになります。

ペン先・穂先に集中して。

 

すぐ文字を入力できてしまうデジタルツールと違って、

1字1字じっくり、筆を進めていく中で、

書き終えた時、なんだかとてもスッキリ、リフレッシュしている!

ことに気がつくでしょう。

 

そこには、

味わい、ぬくもりがあります。

 

書き上げたものを見た人、受け取った人の反応を聞く楽しみがあります。

書いて終わりではなく、ワクワクした気持ちが広がります。

 

こういう時間をわざわざ作らないと、別の方法でできてしまう現状です。

 

そこで、

利用者さんに「書く」機会を作って差し上げること。

それが、大事なのではないか..と思うのです。

 

  • 書道レクで『定期的に』書く機会を作る
  • 暑中見舞いや年賀状の『時期に合わせて」、書く機会を作る
  • 手紙を書きたい方に、お好きな便箋やペンを一緒に買いに行く
  • 素敵なダイヤリーを買って、日記を書く

 

言葉でなかなかコミュニケーションがとれない方も、「書く」ことで伝えられる何かがあるかもしれません。

 

少し話がそれますが。

 

私は2児の母でもありますが、子どもが言うことを聞かず、つい怒ってしまうことがあります。

朝、喧嘩したまま小学校に送り出し、ちょっと怒りすぎたかな・・と反省しました。

でも素直に謝れない自分もいる・・。

そこで、手紙を書くことにしました。

 

喜んでくれるかな・・

なんて書こうかな・・

 

子どもが好きな絵も盛り込んで、あれこれ考えながら書く時間は楽しかったです。

 

仕上がると、もやもやが晴れてとてもすっきり。

 

「ただいまー」と帰ってきて、どんな反応があるか・・わくわくします。

 

 

この手紙を書いて思いのほか心が晴れたので、記事にしよう!と思いたちました。

 

✿「書くこと」を見直そう。大事にしよう。

 

そんな気づきを伝えたい、と思いました。