童謡「たき火」を書こう!

書道レク1月 童謡「たきび」を書こう!
書道レク1月 童謡「たきび」を書こう!

 

1月書道レクの記録です。

季節のレクを企画し、テーマに添って実施しました。

 

【実施日】2018年1月14日

【施設形態】介護付有料老人ホーム

【参加者様自立度】自立の方、車いすの方など様々。座位のとれる方。

【参加人数】20名

【実施時間】40分

 

童謡「たきび」*手本サンプル
童謡「たきび」*手本サンプル

お題は「たきび」。

 

体験した焚き火の話をしながら、イメージしていただこうと思いました。

 

実際は、皆さんから待てないオーラが出ていましたので、持参した写真も使えずじまいでしたが^^; 

 

画像のお手本から、お好きな部分を選んでいただきました。

 

書道は、個別レクのイメージですが

今回は『集団レク』に位置づけて、

「皆で1つの作品を完成させる」ことの達成感を味わうことが目的です!

 

久しぶりの書道に、堰を切ったように書きはじめる方。

お顔は真剣そのものです。

 

書けるかしら・・とためらう方も多かったですが、

筆慣らしを先にやった効果か、

スムーズに書き始める方もみえました。

      

 

お手本とにらめっこされる方もいらっしゃいました。

書けないわよねぇ、と言うとにっこり。

 

手本を替えたり、何度かアプローチしてみますが、手は進まないご様子。

一緒に筆を持たせて頂きました。

 

ひとたび筆を持てば、思い出されたように

ご自分の力で、筆を進められているのが伝わってきました。

 

しめくくりの 「いる」 を仕上げて、微笑みが滲み出ました。

 

その後も作品をみて「どなたかが書いたのよね?」とおっしゃるので

私:「いえいえ、お上手に書かれましたよ。証拠です。」

と一緒に書いたお名前を示すと、両手をひろげて驚かれていました!

 

 

仕上がった作品は、乾いたものからボードに貼っていきました。

 

写真の通り、どの作品も個性たっぷりです。

一部足りなかったり言葉が余るほどだったり・・それもご愛嬌^^

 

 

「私のがあった、恥ずかし~」と笑い合ったり、

「かきねのかきねの・・♪」と自然と口ずさんだり。

並べてみると、皆さんの反応が良くって、

目をキラキラとされていました。

 

最後に皆でたきびを合唱し、とてもいい笑顔が出ていました。

 

 

<反省点>

  • ご参加人数が多く、時間を持て余してしまわれた方がいたこと

 

⇒可能なら二部制にして、時間を区切って実施する。

ただ、お一人ごとのタイミングや介護士さんの都合があるので、実際難しいことかもしれません。ご参加人数に見合う、フォロー要員はやはり必要かと思います。

 

お声かけは、全員の方にしたいですし、

書いて下さった方にはひとことでも感想をお伝えしたいです。

書かれた方も、一緒に作品を見て笑い合いたいはず、と思っています。

 

  • お道具が足りなかったこと

 

⇒実施日前日までにお道具があるかどうかの確認は、必須です!

書かずに見学だけの方であっても、いつ書きたくなるかもわかりません。

書きたいのに書けない思いをされていたとしたら、申し訳ないことです。

 

 

<良かった点>

  • 季節のテーマで、なつかしんでいただけたこと

 

くりかえし、嬉しそうにたきびのお話しを聞かせてくれた、素敵な利用者さんがおいでました^^*

 

  • 書いた作品を飾ったら、見ごたえがあり反応もよかったこと!

皆でひとつの作品を作り上げる書道レクは初めてだったので、感慨深かったです。

作品を見て、利用者さんの表情がキラリとされたのが見てわかり、

最後は達成感を味わえたのがよかったです。

 

是非、共有部に掲示していただけたら嬉しいなと思います。

 

ご参加いただいた方、施設スタッフさん ご協力ありがとうございました。