たくさんの「花」*2018年2月書道レク

書道レク 2月
書道レク 2月

2月、デイサービスでの書道レクの記録です。

 

ご参加人数:17名(女性12名 男性5名)

 

お手本:「花」「白梅」「紅梅」「ひな祭」「花衣(はなごろも)」

 

施設長さんより、難しすぎない手本ということでご依頼いただきました。

画数の少ないものを中心に5種類、春の足音を感じられそうなお手本を用意いたしました。 

注目したいのが1字書、「花」🌸

 

1字書はあまり取り入れてこなかったですが、皆さんの書かれる作品を見ていて、いいなと感じたのです。

 

半紙1枚に大きく「花」、と書けば、

伸ばす線を書く時にひじや肩の関節を使うため、リハビリになります。

 

なにより、ぐぐっと線を伸ばして大きく書くことは、本当に気持ち良いです!

書かれた皆さん自身、気づかれたのではないでしょうか。

 

たった1つの「花」の文字でも、お一人ごとに様々です。

 

可憐な雪柳のような小花だったり、向日葵のような明るく陽気な花。

ふっくらとした線からイメージさせられる、百合の花。

 

皆さんの書から、色んな花が見えてきました❀

 

 


初回でしたので、スタッフさんの勧めで

ホワイトボードに講師名を書かせていただきました。

 

視界で入る情報って、大きいのですね。

皆さんの反応がよく、名前を数名の方から呼びかけていただきました。

 

そしてある男性参加者さんは、私の「紫香」という講師名を何枚も、書いて見せて下さいました!

とてもとても、嬉しかったです!

最後にお写真も一緒にと仰って頂き、撮らせて頂きました。


 

ほかに「紅梅」「白梅」、お好きなものを選ばれて、それぞれに味わいある線を書かれています。

 

お手本の字だけを書く必要はありません。

「花祭り」「花命」など、アレンジされる方も!

突然、魚の絵を描かれる方もいて、周りから絶賛の声でした。うかがうと、魚釣りがお好きな方でした。別の方と、思わず魚釣りの話で盛り上がっていました。

 

書きたい字を自由に書く、そんな書道が理想です。

きっかけは皆さん様々。何かが糸口になり、昔懐かしい気持ちが蘇ったり、思い出話に花が咲いたなら、この時間はとても意味深いものになります。

 

利用者さん同士お互いに、作品を褒め合っていらっしゃり、照れているご様子が可愛らしく印象的でした^^*

 

今後も継続実施させていただく施設様です。

徐々に、利用者さん一人一人を見つめていき、接していけたらと思っております。

 

施設スタッフさんのサポートが手厚く、多人数ながら、私もお一人ずつお話しすることができました。

 

参加者様、施設スタッフ様、ありがとうございました。