飾れる作品として、春らしく、華やかに仕上がる書道レクです。
ご自分の「誕生花」と「花言葉」を描きました🌸
<製作手順>
1、正方形に切った段ボールにハギレ布をかぶせてボンドで貼り付け、台紙を作ります。
2、誕生日から誕生花をお調べして、花言葉とともに一枚に描いて仕上げます。
3、仕上がった作品を、作っておいた台紙に貼り完成。
*誕生花の絵の載っている本を参考に使用し、描いていただきました。
(参考書籍:『決定版 誕生花と幸せの花言葉366日―あなたと大切な人に贈る幸福バイブル』主婦の友社)
*台紙サイズは約27cm×27cm、作品にする紙は A4コピー用紙を正方形にカットし使用しました。
*作品を描く道具に、筆ペンと画材(絵の具、色鉛筆、消しゴムハンコ、スタンプ等)を用意しました。
*実際のレクでは、上にリリアン紐をつけて飾れるようにしました。
段ボール切りから始めました。
一からお任せして作っていただくと、より作品に愛着がわきますね♪
その後、できあがった台紙に貼る
お好みの柄の布を一枚、たくさんの生地から選びました。
*
生地に台紙を貼りつけていきます。
出来る方はご自分でどんどん、周りをぐるりと塗られていました。
ご一緒に、ぎゅっと布を押さえて貼り付けます。
端の処理など細かな部分は職員さんもお手伝いして、丁寧に仕上げます。
*
いよいよ、作品を描いていきます!
誕生花と花言葉をお伝えすると、喜ばれたり照れたり、笑いが生まれます。皆さんの反応がとても良かったです!
<日付・花の名前・花言葉>をメモ書きでお見せして、書いていただきました。
誕生花の写真は、本のコピーを参考に見ながら描かれました。
皆さん、筆ペンでじっくりと書かれています。
聞き慣れない名前のお花もいくつかありましたが、1字1字確認して。
集中されているので、ほとんどの方が1枚、または2枚目で仕上げられています。
出来上がった作品のご紹介です。
「ずっと待っていました」の文字が伸びやかで丁寧で、愛おしさを感じられる作品です。
お花の絵は「描けないわ、描いてよ。」と最初は仰っていましたが、
こんな感じでと1つ描いてさしあげると、その後はご自分でじっくりと写真を見ながら、葉っぱやお花の色を書き足されていきました。
お花の雰囲気そのものに、素敵に仕上げられました!
「イソトマ」、周りの皆さん含めて、初めて聞くお花の名前でした。
このお花のような淡い紫色がお好きな方で、お洋服や小物を身に着けていらっしゃいます。なので、この誕生花を知り利用者さんの雰囲気にぴったりと感じました。
お花の絵は、すべて消しゴムハンコで仕上げました。
ポンポン押して、とても手軽です。
可憐なイソトマの花の雰囲気が出ていますね♪
キングサリのお花を黄色い絵の具で丁寧に表現されています。
葉っぱは、消しゴムハンコを使いました。
お花の絵の上の空間が空いてしまってさみしいわ、とのことでしたが、
花言葉「はかない美」らしく、余白が生きていると感じます。
無理に全体を埋める必要はないのです。
誕生花が秋の七草「萩(ハギ)」と知り、思わず顔がほころんだのが印象的でした。
本に載っている文章(この日生まれの方の特徴など)をお伝えすると、ニコニコ嬉しそうにされていました。
自分の花言葉や誕生花を知るのも、当たり外れにかかわらず、嬉しいことですよね。
紫色の絵の具で、細かく、表情ゆたかに花を書かれています。
葉っぱは消しゴムハンコです。
描きにくいお花ですが、全体にバランス良く描かれており、流石です。
ご自分の誕生花を目にし、びっくりされていました。
花言葉についても、「ちっとも粘り強くないわよ」ときっぱり(笑)。
お花の絵は描けないと最初はためらわれていましたが、いざ描かれると写真通りに美しく描写されています!
赤いお花は絵の具を、葉っぱは緑のカラー筆ペンを使用されました。
仕上がると顔がほころんでいらして、ひと安心。
台紙の色柄ともマッチして、見ごたえある作品です。
*
今回の書道レクは、工作と絵画も取り入れた、新たな挑戦でした。
絵が描けないと不安に感じられる方でも、案外大丈夫なのです。
写真を見ながら描いていけば、こんな風に素敵に仕上げられています!
素敵な出来映えに驚くばかりです(*^_^*)
作品を持ち帰られて、飾って下さったり、ご家族様と話に花が咲いていたりするなら、これほど嬉しいことはありません。
機会をいただいた施設様、参加者様。ありがとうございました。
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