「紫陽花」「あじさい」

5月26日、書道レクで「紫陽花」を書きました。

書道レク5月6月「紫陽花」「あじさい」手本サンプル
書道レク5月6月「紫陽花」「あじさい」手本サンプル

書体をかえて3種、手本を用意しました。

(左:楷書 中央:ひらがな 右:行書)

 

皆さんの好まれるお手本は、①楷書、②ひらがな、③行書の順でした。


行書は、お久しぶりの方にいきなりお勧めすると、少し難しく感じてしまうかもしれませんね。。お好きな方には是非チャレンジして頂きましょう♪

 

皆さんの反応をもとに、書き方のポイント解説を少しだけ✏

 

★左(楷書)「紫陽花」

最初の「紫」を書く位置に、完成度がかかっています!

お手本のような構成で、3字目を隣に書かれる場合、

最初の2字が大きくなりやすいため、詰まりがちになります。

書き始めの字が中央寄りになっていないか、レク担当介護士さんが注目してみてください。

書く位置のバランスの難しい方は、半紙を折ってもかまいません。

 

★中央(ひらがな)「あじさい」

この3枚の中では、ひらがなの手本が最も書きやすいです。

「あ」が少し難しいですね。

最後のぐるっと書くところは、3画目に入るところで墨を一度含ませて、払いがかすれないように配慮してさしあげると良いです。

 

★右(行書)「紫陽花」

行書は、次の線へとつなげるように書く字です。

お好きな方もいますが、ニガテとおっしゃる方が多いですね。

(大げさに言うと)ひと筆書きのようで、墨をつけ直すタイミングが難しいです。

ポイントは、

ある程度しっかり根元まで墨を含ませておいてから、書き始める

緩急の変化をつけ、流れるように書く

(ただしスピードをつけすぎると、かすれが出すぎてしまいます)

そのように意識すると、見応えある作品になります!

 

案外難しい「紫陽花」の書道ですが、この季節ならではの字、書きたい方は多いはずです。

是非、チャレンジしてみてくださいね♪