地域交流カフェでの書道教室。今日は、魔法のプチ小物を持参しました!
「今日は何かな?秋だから柿とか、紅葉とかかな~?って話して待ってたの」
ワクワク、ワクワク♪が表情から伝わってきます(*^_^*)
お馴染みの参加者さんなので、好みの雰囲気を把握しています。
半紙に2~4字書きの秋の言葉の手本を用意しました。
「お酒のめないから、書だけでも書こうかしら」
「菊酒」を選ばれました! 菊祭りもやってますね~、などとお話ししながら。
菊の中の「米」が小さくなるとのことでしたが、練習されて、窮屈感なくおさまりました。
別の方は「落栗」を何枚も練習されます。栗の字について、「つい癖でハネてしまう」そうです。
昔は、「木」の縦棒のトメの部分をハネて書くのが普通だったそうです。
「トメて書くのがいいわね。だって、木は跳ねないもんね」とその方は笑います。^^
崩し字の行書・草書に慣れている方は、ハネたくなるかもしれませんね。
こちらの方は、「秋香」を1枚の半紙にたくさん練習されました。
「ダメね、昔のようにいかない。」
「お道具をそろえて部屋で練習しよう!そうしよう。」
と、キラキラ話されます✨
お次は「秋の七草」を選びました。
この言葉、昨年の秋も選ばれていましたよ。お好きなんですね。
「秋の七草は食べれない。春の七草は食べられる。」・・気がつくと「七草粥」と書かれていました(笑)
さて皆さん、何枚も書きこんで、いい作品が出来てきましたよ。
ここで登場、魔法のコモノ。
こちらのハンコです(↓)。雅印がわりに押すと、ぐっと見映えするんですよ。
月ごとの異名の入った印なので、今回は10月の「かんなづき(神無月)」を押しました。
仕上げたものに押すと、「わぁ~!!」と皆さんの歓声が!
「ちょっと赤が入るだけで、ぴりっと締まるわね」
本当にそうです、作品をさらに素敵に見せてくれます。
「額に入れて飾れますね~!」と互いに褒め合って。(*^_^*)
使用しているスタンプ台は「印泥」と呼ばれる、粘土状の朱肉のようなもの。
落ち着いた、深みのあるいい色を出してくれます。
*ハンコや印泥がなくても、赤サインペンでお名前1字を小さく書き、ぐるっと四角く囲うとハンコ代わりになります。これなら手軽に試せますね♪
もし自信の持てない作品だったとしても、ハンコで朱の色を入れてみることで満足度がアップします!
参加の皆さんにも、今後もこのハンコを使っていく楽しみが出来ました♪
皆さんで顔を合わせて、季節の言葉から生まれる会話を交わしながら。
じっくり、ゆったりと書道を楽しむ時間はとても贅沢です。
また次回、こんな時間を過ごしましょう。
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