秋の言葉で楽しむ書道レク。
今回は、「秋の○○」に当てはめて、おもに秋の季語を書いてみました。
【今回の進め方】
・いずれも3~4字の手本なので、難しい方のために「秋」1字の手本も用意しておく。(少し余分にコピーしておくと安心)
・ご参加人数は15名。(用意したお手本もちょうど同数でした)
4名様テーブルに4枚ずつお手本を置いていき、皆さんにまずはその中から1枚、選んでいただくことにし、手本を取って頂きました。
・書き始めてからのご様子で、難しい方には「秋」1字手本にチェンジ。
・中盤以降は、他の人とお手本交換しながら、2,3種類書いてもらうことを意図していました。
↑作品の一部です。
文字の雰囲気、書き方、配置バランスなどに、ご自分のカラーがにじみ出てきていますね。どれも味わい深く、素敵です♪
【実施してみての感想・気づき】
・1つの言葉をじっくりと
実施時間50分の中で、皆さんが決めた1つの手本をじっくりと練習される方が多かったです。
・他の方と影響し合って
2枚3枚と書き進めても「まだまだ。」と仰る方ばかりで、どの方も向上心を持ってチャレンジされていました。他の方の集中される様子に影響され、次への意欲へ向かってているように感じました。
個別レクでありながら、集団レクの要素もあるのが、習字・書道レクのいいところですね。
・丸つけのトクベツ感
赤入れ・丸つけを「嬉しい!」と感じる方は、これほど多いのかと実感できた日でした。
数枚書いて選んだあとに、「赤入れしてもいいですか?」とお聞きし、了承を得てから赤入れをしていきました。
皆さん、快諾です!
「えっ、いいんですか?!」と良い反応が多くあり、
周りの方も「うわ~、いいなぁ。。」と。
魅力を感じた部分を素直にお伝えし、
惜しみなくハナマル💮をつけて差し上げたいと思いました。
↑こちらの作品。
4枚書かれて、とっておく作品1枚・赤入れする作品1枚、一緒に選びました。
手の震えを最初気にされていたのですが、いざ書き始めると、堂々とした線。
丁寧に表現され、全く震えは気になりませんでした。
赤入れ後、「これ持ち帰っていい?」と。
「丸のついているものを持って帰って見せたいの」と仰られていて、私も嬉しかったです!
・赤入れしながら伝えれば、より伝わりやすい
言葉で伝えただけでは、「伝わっていないかも?」と感じることがこれまではありました。
丸つけ・あるいは赤入れをすることで、「見ながら納得」するのだなと、私も理解しました。
「おぉ、そうかそうか。。」
「そこをそう書いたらいいのね!」
みなさんの反応や表情で、こちらの思いが伝わったと、手ごたえを感じました。
きちんと伝われば、皆さん自身も納得し、満足度も上がります。
これが今回の大きな収穫でした。(#^.^#)
(もっと早く気がついても良かったかも...?!)
とてもいい時間が過ごせましたね。
またどうぞ宜しくお願い致します!
コメントをお書きください
ノコノコもちたろ (木曜日, 01 10月 2020 21:21)
私も習字で癒されています!!参考になりました(*´▽`人)アリガトウ♡
紫香 (木曜日, 01 10月 2020 22:39)
#1 ノコノコもちたろ様へ
コメントありがとうございます。
習字、癒されますね。
利用者さんと一緒なら尚更ですよね。
参考になる部分があれば嬉しいです!