4月~6月書道手本サンプル

春〜初夏の頃、書道の時間に利用者さんに楽しんでいただけるお手本を作りました。

私は季節の言葉を選ぶ時、

1つ1つ、言葉の意味をGoogle検索で調べ、改めて意味を知り、どう会話の糸口にしていくかを考えます。
画像でお見せして、言葉で伝わりにくいことをイメージして頂くこともできますね。

今は本当に便利な世の中です^^

 

さて、今回のお手本の言葉を見ていきたいと思います♪

茶つみ・・・「夏も近づく~♪」という童謡を口ずさみながらどうぞ!

「摘」という漢字に苦戦された方が以前おられ、今回はひらがなにしてみました。

 

※3字がバランスよく収まるように、そして「茶」が大きくなりすぎないように お声掛けしてみてください。

 

清風・・・こちらは人気のあるお手本です。爽やかな今の時期にぴったりの書です。

 

※「風」はバランス難しめですが、かんむりの中に線が入ることを考えて、「ふところ広く」書いてみてください。

 

 

若葉・・・やわらかな緑、新緑のイメージです。以前この字で「若葉マーク」の話題が出ていたことがありました(^o^)

 

※「葉」の字は線が混みあいますので、線と線のあいだをきゅっと詰めるようにして、頑張って書いてみてください。

 


空木の花・・・「ウツギの花」と読みます。一体どんな花?? 是非調べて、利用者さんにお見せしてみてください。

アジサイに似た白い花で、花言葉は「秘密」「古風」なのだそう。

 

※シンプルな字が並びます。ゆっくり丁寧に、1字1字書いてみてください。半紙を4つ折りにするとバランス良く収まります。

 

草笛(くさぶえ)・・子どもの頃、やりましたか?ほほえましくなるような字です。

 

※「笛」の字は、たけかんむりの下は「由」です。案外「田」にされる方がいらっしゃるのです。集中して、上につき出るのを忘れてしまうことがあるかもしれません・・!



時鳥(ほととぎす) ・・夏の到来を告げる渡り鳥。

私自身、鶯の鳴くころの春の鳥かなと思っており、夏鳥というのは小さな発見でした。

 

※鳥は4つの点でバランスを取ってみてくださいね。上半身をスリムに書くと、まとまりやすいです。

雨蛙・・よ〜く見ると、とっても可愛いアマガエル。梅雨時、土手や道端で見かけたことありますか?

 

※「蛙」は最後の横線「一」をやや長めにひいて、バランスを取るようにまとめましょう。


陽光・・春の希望の光のイメージです。なんと、リンゴの品種でこの言葉もあります。ご存知な方、いらっしゃるでしょうか?

 

※「陽」は少し難しい字ですね。つくりの上の「日」を小さめにして、下半分が大きくゆったり書けるようにしましょう。

 

 


いかがでしょうか?


季節を味わうような、口元がほころぶような字を選びました。^^


書いていただくと、心がすっきりとして引き締まるような感覚になってきます。


久しぶりの方もチャレンジしやすいお手本ですので、良かったら1枚から始めてみてくださいね。

 

こちらのサイトにて同じお手本を提供しています。