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「やせ蛙まけるな一茶これにあり」

ここ3年ほど制限のあった介護施設での書道、

ちらほらと再開し始めているな・・。

そう肌で感じています。

 

心待ちにされていた

利用者さんの笑顔が浮かびます。 

 

今書いているお手本は有名なこちらの俳句。

 

●やせ蛙 まけるな一茶 これにあり (小林一茶)

●古池や 蛙とびこむ 水の音 (松尾芭蕉)

 

小林一茶の句は、どこか温かみや親しみやすさがありますね。

松尾芭蕉の句も、景色がすーっと浮かんでくるようです。

 

書いていて気がついたこと。

太筆で書いてみたら、意外といい味わいが出るのだなと。

(やわらかさが出る感じ)

 

そういえば、作品にご自分の名前を

太筆のまま書かれる利用者様、

度々お見かけすることがあり、びっくりしたものです。

書き慣れたお名前だからこそなのだろうと、でも、その何と器用なこと。。

 

使う筆を変えてみる、というのがひとつの発見でした。

 

もちろん、小筆や筆ペン、サインペンでも。

お手持ちの筆、使い慣れた筆で お好きな俳句、心和んで楽しいですよ。^^

 

🍀

 

お手本製作への思いを、改めて。

 

上手い下手関係なく、

純粋に「書きたい」と思える。

そんな手本(サンプル)を提供したい

 

うますぎるお手本は恐縮されてしまいます。

「お手本のようには無理」「こんなに難しいの書けない」と。

 

そう気づき、少しだけ柔らかさを入れてお手本を書いています。

 

皆さんが書きたいと心が動くのは、

達筆・美文字のお手本ではなくて

きっと

「あたたかい・微笑ましい・楽しそうな」

雰囲気のあるお手本。

 

心の弊害をなくし、思わず書いてみたくなる。

 

そんなお手本をこれからも紹介していきたいです。

 

🍀季節のお手本(5点)製作します→ココナラ(外部リンク)

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