A.高齢者向け書道レク(一般的な半紙の書道)で使用する主な道具をまとめました。
・筆(太筆・小筆)
・すずり
・半紙
・下敷き
・墨汁
・文鎮
・新聞紙(テーブルの下に敷く用、作品置き用)
★あるといいもの★
・朱墨(丸付け用に)
・筆置き(作品を汚さないために)
・ウェットティッシュ又はおしぼり(手拭き用)
・アームカバー(右手の袖もとを汚しそうな方のために)
・書道辞典(お手本の字の別の書き方を調べたいときに)
・草花などの図鑑(書く言葉を探したり、イメージをしたいときに)
A.高齢者向け書道レクのタイムスケジュール(一例)を紹介します。
個々のペースに合わせて進めていくことがポイントです。
1.~レク開始15分前~
会場準備、習字セットのセッティングを始める。
2.来られた参加者さんから席にご案内し、お手本や使いやすい筆を選んでいただく。
3.お手本が決まった方から、書き始めていただく。
4.書道タイム 40分(目安)
〈見るポイント〉
*筆に墨がたっぷりついているか(難しい方はスタッフがお手伝い)
*硯の中の墨が足りなくなっていないか
*半紙は手の届く位置にあるか
個々のペースがあるので、1枚書いて満足の方もいれば、10枚以上挑戦される方もいます。
なるべくお名前を書いて頂いて、汚れない場所で作品を乾かします。
5.良く書けたものを、利用者さんと一緒に選んで1~2作品決める。
6.作品の鑑賞
*他の参加者さんや介護スタッフさんと作品を見て互いに感想を言い、笑い合う時間。
自分の作品が褒められて、認められると自信にも繋がりますね。とても大事な時間です!
7. 書いた作品をどうするかご本人と確認し、終了。
8.~後片付け15分~
作品の保管、習字セットの片付け、清掃。
■TOTAL 70分■
ーー終了です。お疲れさまでした(*^_^*)
【参考ブログ】
A.書道レクで書いた作品は、飾ってたくさんの人に見ていただきましょう!
① 共有スペースに飾る
→飾って皆に見てもらうことを励みに、書道レクに参加される方も多いです。
作品を色画用紙に貼り、共用部など目に触れる場所に飾って、感動を共有したいですね。^^
② 作品集にする、または自室に飾る
→半紙そのままでは失くしてしまうこともありますので、お気に入りの作品はいつでも見られるように保管しましょう。
<半紙作品の保管方法一例>
・個別のファイルで保管(ポケット状の冊子になっているB4サイズのファイル)
・色画用紙で表紙を作り、綴る
・掛け軸やタペストリーなどを使い、自室に飾る
【参考ブログ】
<レク企画例>