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「幸せを呼ぶおまじない」の言葉を書こう♪

★以前の記事より、実際にこのテーマで書道レクを実施してみました。

⇒ 「思わず書いてみたくなる言葉」って?

 

前向きな言葉は、書いていても心が明るく、楽しい気持ちになるもの。 

書道レクで  "幸せを呼ぶおまじない" の言葉を書きました。

幸せを呼ぶおまじないのことばを書く 書道レク
幸せを呼ぶおまじないのことばを書く 書道レク
かねてからリクエストの多かった仮名書道。
何を書くか考えた時に、
身近で、堅くなく、楽しくなる言葉を選びたいと思っていました。
そんな言葉なら、書くことのハードルが下がるのではと考え、この言葉での手本をご用意しました。

・今日もよい一日になりますように

・心ゆたかな毎日をすごせますように
・たくさん笑顔ですごせますように
・おだやかな日々を過ごせますように
・今日も明日もたくさんいいことありますように
お手本選びの際は、「どれがいいかしら」と皆で選ばれ、
次はこれにしてみようかなとお手本を替えて、数種類チャレンジされていました!
「変体仮名」と呼ばれる旧字体の仮名文字は用いず、簡易なお手本にしたため
抵抗感も少なく、スムーズに取り掛かれたように思います。
 
「通っていた女学校では、書道というと小筆の仮名だけだった」という方がいらっしゃいました。
そのためか特に女性の方は、仮名書道を好まれる方が多く、慣れている方が多いのですね。

 

「最後の『に』がいつも行き場をなくすの。」
横に添えた『に』が、微笑ましいです。

 

手本の一部分だけを、丁寧に書かれました。

横にお名前を書かれると、素敵な作品にまとまっていて、とても見栄えがするものでした。

唯一男性の参加者さんの書く仮名は、
勢いよく、きりっとした線で見応えありました。
(写真でお見せできないのが残念・・。)
「線がお手本みたいに自然につなげられないんだよなぁ、、」
と悩みを訴えておられました。
かえって不自然になってしまいがちなので、無理につづけ字にする必要はありません。
どうか、手本の字形にとらわれ過ぎずに
自分流の字で、気持ちよく書くことに集中しましょう!
お久しぶりの仮名書道に、苦戦される方も。
太筆と比べて、小筆は線の迷いがそのまま出やすく、
書にこだわりの強い方ほど気にされます。
「消しゴムで消したいわ」の言葉に、先の男性参加者さんがひとこと。
「書道は一期一会だから。」
心に残る言葉でした。
その時書いた1本の線は、一度だけ。
紙に墨が乗せられて、その時しか書けない作品となります。
まさに、一期一会です。
いま ここで過ごした時間、感じた思いを、今日の1ページとして心に刻んで頂ければいいなと思います。
レク終了後。
参加者さんの当日のプログラムで、
書道の前に、体操のアクティビティをされていたとのこと。
「書道と体操、どちらが疲れますか?」とお尋ねすると、
「書道」と迷わず答える方が、数名おられました!
おそらく、「上手く書きたい」という思いが強い方ほど、疲れてしまうのではないでしょうか。
参加者さんの意識を、「上手く書く」から「楽しく書く」に持っていくこと。
今回のレクでのテーマは、それを狙ったものでしたが、
この回答から、まだまだだとわかりました。
これは、書道レクの活動をするうえでの今後の課題とさせて頂きます。。
書道が苦痛の時間になることなく、
いい意味での「鍛錬」の時間になり、
願わくば、参加者さんの「リラクゼーション」につながっていったら・・。
その思いを片隅に置いて、次回の書道レクへと繋げていきます!