書道レクのお悩み/アドバイス

「見本と比べちゃうから嫌」 「手本と同じように書けないから、書きたくない」 書道レクの活動の中で、時々、こういった声も聞かれます。 「書けなくてダメだった…」と嫌な気持ちのまま終わってしまうのは、できる限り避けたいと思っています。 それなら、 「手本をなくせば、自分の書き方に集中し、のびのびと自分の字が書けるのでは?」...
手のふるえで、書く自信をなくしてしまわれる利用者さんがいらっしゃいます。 そんな時にレク担当として、どうお声かけしたらいいか。 お声掛けで「字のふるえ」が改善したケースがありましたので、今回はこのお話しです。

書道レクで書いた半紙作品は、どこに置いていますか? ・別のテーブルなどに置き場所をつくる ・床の上に新聞を広げ、置いていく このいずれかの方法が大半かと思われます。 書き終えた人の作品から、スタッフさんが1枚ずつ運び、せっせと仕分けしていくイメージです。 ただ、この作業、意外に忙しいんですよね。...

(2023.4.22更新) 半紙作品の保管方法。 私も毎度悩む部分ですが、各施設さんではどうされているのでしょう? 特に施設様で保管や掲示方法を決めていない場合、参加者さんにどうされたいかをお聞きしています。 参加者さんの反応(多いもの)をご紹介しますね。

書道レクでの一番の発見。それは・・ 筆を持った瞬間、ある利用者さんの背筋がピン!と伸びたこと。 背の丸いおばあちゃんの変わりぶりには、おおっ、とこちらが驚いて目を丸くしてしまう程・・。 書道を始めた瞬間、きりっとされるお年寄りの皆さん。カッコいいです! 書道で姿勢を正すことを体が記憶しているので、自然と「書道がリハビリ」になるんですね。...
「中々利用者さんに書いてもらえない・・」 「せっかくお連れしても、書けないと断られてしまう」 どうしたら利用者さんに書いてもらえますか?とご相談がありました。 . 遠くから見ていて近づけない、控えめな方。 手本を前にボウゼンとされてしまう方。 ダメなんだよ~書けないよ~、と気乗りされない方...いらっしゃいますよね^^; ....
介護レクの企画を考えるのが重荷・・ 人前でレクを行うのが苦手・・ という介護士さんもいるのではないでしょうか。 私も、「大勢の前で何かやらなくては・・」という重圧に悩んだことがありました。 ですが、よくよく考えてみると、レクの主役は「利用者さん」! こちらがパフォーマーになる必要はないんですよね。...
(「日常生活と看護」サイトより画像お借りしました。)
せっかく書道がお好きでも、筆をうまく持てなくて、諦めてしまった・・ そういうことがあったら、とても残念ですよね。 麻痺があり、筆を持つと手に負担がかかってしまったりする方。 手が震えて線がぶれてしまうのは、「作品の味わい」だと感じていますが、ご本人が気にされるケースがとても多いです。 *...

習字「はる」
今回の記事では「書道レクのお手本選びのポイント」について、お伝えしたいと思います。

横に手本を置き、ご自分で書こうとされますが、違った線を書かれてしまう方もいらっしゃいます。 同じ線を続けて(くりかえし)書いてしまう。 書き始めの場所がわからない。 線が重なってしまう などです。 これは、文字の認識、位置の把握が難しくなってしまわれるためです。 一部の認知症の方に見られることがあります。...

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